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今月のお薦め

 

辛口で語るITコラム
各種新聞・雑誌より

 

・ ケーブルテレビをIPTVが急追

 米市場競争が促す技術革新

  鳴り物入りで登場した米国のIPTVサービスも5年目に突入した。ケーブルテレビとIPTVの戦いは「トリプルプレー」という流行語を生み出し、顧客争奪戦が激しさを増している。通信会社はIPTVの先進的サービスで急速に加入者数を伸ばし、盤石と思われていたケーブルテレビ業界からはついに「脱ケーブルテレビ」ともいえる言葉が出始めた。サービス内容で世界最先端を走る米テレビ放送業界の争いはどこに向かうのか。

 

・ 激戦区の携帯OS市場

 日本主導の「LiMo」に活路はあるか

  「LiMoプラットフォームは日本の携帯電話会社へ、海外展開への無理のない筋道を提供している」──。11月9日、東京都内のホテルで開催されたLiMo Foundationの記者発表会で、エグゼクティブ・ディレクターのモーガン・ギリス氏はこう語った。携帯OSは「iPhone」「Android(アンドロイド)」「Symbian(シンビアン)」「Windows Mobile」などが激戦を繰り広げ、日本の携帯ベンダーは国際市場から距離を置く「パラダイス鎖国」状態に陥っている。果たしてLiMoプラットフォームは、日本勢の海外躍進を約束してくれるのだろうか。

 

米ブロードバンド振興プランに通信業界が神経をとがらす理由

  米国の通信業界で今、ブロードバンドを巡る議論が活発化している。2009年2月に成立した景気対策法(American Recovery and Reinvestment Act of 2009)を受け、連邦通信委員会(FCC)が来春までにブロードバンドの振興プランを作成するからだ。「現時点でFCCにとってこれ以上重要な仕事はない」と意気込むジュリアス・ゲナコウスキーFCC委員長を横目に、米国の大手ブロードバンド・プロバイダーはその行方に懸念を示している。

 

・ FCCと関係緊迫のさなか

 米通信業界の祭典「スーパーコム2009」報告

  アナログ時代のアイデアをデジタル世界に持ち込もうとする、単純かつ純粋な誤りだ──。10月21日、米シカゴで開催された通信業界の祭典「スーパーコム 2009」で、米ベライゾン・コミュニケーションズのイワン・サイデンバーグ会長は、連邦通信委員会(FCC)に対して厳しい言葉を浴びせた。ブロードバンドをベースに放送と通信の融合が進み、米国の通信事業者は新たな収益モデルの構築に動いている。そうしたなか、規制強化を模索する連邦政府に業界は神経をとがらせている。

 

米AT&TのiPhoneネット電話解禁は「パンドラの箱」を開けたか

  米AT&Tは米国時間10月6日、独占販売権を持つアップル「iPhone」を使ったインターネット電話(VoIP)を全面解禁すると発表した。携帯電話のデータ通信網を使うVoIPは、携帯キャリアの音声通話サービスと競合するため、これまでほとんど認められていなかった。今回のAT&Tの発表は、携帯業界にとって歴史的なアナウンスとなるだろう。

 

米国の「CATV 対 IPTV」競争はポスト・トリプルプレーへ

  大手通信会社がIPTVビジネスに参入して約4年、米国ではCATVとIPTVの顧客獲得競争が本格化している。テレビ・電話・データ通信をまとめる「トリプルプレー」も成熟し、両陣営はポスト・トリプルプレーの模索を開始している。今回はヒューストン市で9月末に開催されたイベント「2009 FTTH Conference & Expo」の話題を交えつつ、IPTVサービスの動向を追っていこう。

 

米国が「ネット中立性」の規制強化へ動き出す理由

  9月21日、米連邦通信委員会(FCC)のジュリアス・ゲナコウスキー委員長が「ネットワーク中立性」の規制強化に向けて口火を切った。場所は政治・政策研究で有名なブルッキングス研究所。同団体が主催するセミナーで基調講演に立ったゲナコウスキー委員長は、既存のガイドラインに2項目を追加することを示唆した。2006年から足かけ4年続いた中立性議論は、いよいよ規制強化へと向かいだした。

 


ウェブマガジンで読む

米国発、ITトレンド (Wisdom Business Leaders Square

 

・ GoogleがTwitterを追いかける理由

 サービスから考えるクラウド・ビジネス

  シリコンバレーを見渡したとき、クラウドで本当に儲けている企業は“Google”も含めてほとんど見あたらない。例外的な存在が Salesforce.com社だろう。11月に開催された同社のプライベート・ショー 「Dreamforce 2009」には、世界60ヶ国以上から約2万人が集まる盛況ぶりで、業績も右肩あがりに伸び続けている。その同社が“今年最大の新サービス”としてソーシャル・コンピューティングの“Chatter”を発表した。同サービスは企業版Twitterだ。

 

・ 先端通信技術で次世代の電力システムをめざす

 本格化する米国スマート・グリッド市場とテレコミュニケーション

  2003年に米国北東部を襲った大停電などにも見られるように、米国の発電・配電システムは大きな問題を抱えており、これまでも改善が叫ばれてきた。その解決策として期待されるスマート・グリッドは 2006年頃から動きだし、今年、ノーベル学者のスティーブン・チュー氏がエネルギー省のトップについて大きな注目を集めている。スマート・グリッドとは通信技術を使って『需要にあった供給』と『無駄な消費を抑制』する次世代の電力システムだ。また、今後広がる太陽光発電や風力発電を有効に利用したり、普及が予想される電気自動車への対応などもスマート・グリッドの重要な課題となっている。米国電力業界の研究機関 EPRI(Electric Power Research Institute)によれば、向こう20年間で米国がスマート・グリッドに投じる資金は1,650億ドル(約15兆3,000億円)に達する。年間で80億ドル(約7,400億円)という巨大投資だが、もっとも重要な部分は“各家庭や事業所”と“電力会社”を結ぶ広域な通信ネットワーク(FAN、Field Area Network)の構築だ。今米国の大手通信会社や通信機器ベンダーはスマート・グリッドに熱い視線を送っている。

 

・ ダークサイド・オブ・クラウド −クラウドの暗部−

 その難関に立ち向かう米国IT業界(後編)

  前編では、米国でクラウド・コンピューティングについて、様々な問題点が大きな議論となっていることを紹介した。ただ、このダークサイド・オブ・クラウド問題は、クラウド・コンピューティング自体を否定する論調ではなく、ベンダーやユーザーが本格的に導入しようとしているために巻き起こっていると考えられる。また、クラウド・コンピューティングを階層図を使って分析し、主要サービスや企業のポジショニングを解説した。後編では、いよいよ階層図をベースに主要プレーヤーの戦略とダークサイドとの関係を考察してゆきたい。

 


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〜最近のブログ〜

ホワイトスペース(TV電波未利用地帯)の活用事例がようやく出た  (2009/10/26)

FTTH会議:VerizonのCTO、リチャード・リンチ語録  (2009/10/4)

インテル携帯戦略 @ IDF(インテル開発者会議)  (2009/9/25)

CloudWorld取材...で、気になったこと  (2009/8/13)

「Mid-Summer Technology Summit」を覗いてきました  (2009/7/31)

大手企業に鋭い視線を投げる米司法省  (2009/7/6)

クラウドを深掘りする −Structure 09会議−  (2009/6/26)

JavaOne初日は、ラリー・エリソン会長が登場、そして感動的な場面  (2009/6/2)

 


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・ 次世代サービス最前線ブログ

 2009年を振り返る 米国IT業界の5大トレンド

 アメリカはホリデーシーズンに突入し、テレビや経済紙では2009年を回想するニュースをよく目にするようになってきた。そこで私も通信業界の1年を振り返り、注目すべきトレンドのトップ5をまとめてみたい。

 

・ 次世代サービス最前線ブログ

 Salesforce.com社がソーシャル・コンピューティングに参入

 Salesforce.com社のプライベート展示会「Dreamforce 2009」がサンフランシスコで開催された。世界60カ国から1万9,000名を超える参加者が集まったほか、GoogleやTwitter、 Facebook、eBayなどシリコンバレーを代表するネット企業がずらりと顔をそろえて、この不況のさなかとは思えない盛況ぶりだ。

 

・ 次世代サービス最前線ブログ

 企業電話はテレックスと同じ運命をたどる....

 企業電話の将来はどうなるだろう・・・。いや、そもそも卓上電話に未来なんてない。現在の企業電話はテレックスと同じ運命をたどる。あと10年もすれば、みんなソフトフォンや携帯しか使わないだろう・・・。11月2日からサンフランシスコで開催されたVoiceCon会議では、こんな過激な発言が飛び交った。私たち一般人にとって「会社の机に電話機がない風景」はまだまだ想像できない。しかし、ノキアやアバイア、シーメンスやシスコなど企業電話メーカーが集う“VoiceCon会議”では、もはや当たり前の議論になっている。

 

・ 次世代サービス最前線ブログ

 「どこでもテレビ」は米国のネット・メディアを変えるか

 2009年1月、米大手メディア、タイム・ワーナーのJeffrey Bewkes氏はChairman of the Boardに就任した。前任のDick Parsons氏に代わって名実ともにタイム・ワーナーの経営を任された同氏は“TV Everywhere”プロジェクトを声高に提唱している。日本ではあまり知られていないが、この1年、米国のメディア業界では大きな変化の波が打ち寄せている。

 

・ 次世代サービス最前線ブログ

 iPhone王国を虎視眈々 〜姿を現すインテル・スマートフォン戦略

 先日、インテル開発者会議(略称IDF)がサンフランシスコで開催され、同社のスマートフォン戦略が姿を現した。米国ではiPhoneが独走をつづけているが、その前に立ちはだかるのはひょっとしたら、Google社の“Android携帯”ではなく、インテルの“Moblin携帯”かもしれない。

 

・ 米国はマイナス成長だが、携帯やIPTVは成長を維持

 TIA市場予測レポートに見る米国通信業界 (PDF)

  米国の通信機器業界団体、TIA (Telecommunications Industry Association)は今年5月、市場動向報告書「2009 ICT Market Review and Forecast 」を発表した。同レポートによれば、2008年の世界の通信市場は3兆9,800億ドルに達し、米国はその約4分の1にあたる1兆573億ドルの巨大市場を抱えている。2005年から二桁成長を続けてきた通信業界は、2008年の6.7%から2009年はマイナス3.1%(推定)と厳しい時代に突入する。また、市場の回復を2011年と予測する一方、携帯(データ/サービス含む)と法人向けデータ/サービスは成長を続けると分析する。

 

・ セミナーレポート

 「クラウド それは、2010年以降のIT利用モデル」

  クラウド・コンピューティングのブームが加熱している。ワークショップ第44回は、在米ITジャーナリストの小池良次氏が、このクラウド・コンピューティングがアメリカでどのように捉えられ、主要プレーヤーたちはどこへ行こうとしているか、などについて紹介した。《NGN共創フォーラム ワークショップ第44回 (2009年7月10日開催)》

 


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